トラブルなく乗り続けようと思うと
何かと消耗品交換の多い
NSR250Rですが
今回交換する
イグニッションコイルも
そんな消耗品として
上げられるパーツの一つです。
目次
イグニッションコイルとは?
エンジンに吸入された
ガソリンと空気の(2ストはオイルも)
混合気はスパークプラグで放電された
火花によって点火されます。
そのスパークプラグで
放電するために
必要な高電圧を用意する為の装置が
イグニッションコイルです。
イグニッションコイルは消耗品?
イグニッションコイルは
その名前の通り
中身は電磁コイルです。
電磁コイルの磁石は
高温に弱いのですが
バイクのイグニッションコイルは
小型なので発熱しやすく
車のものより
寿命が短いと言われています。
ただ寿命の目安が
はっきりしないので
壊れたら交換するか
壊れる前に交換するか
という選択になってきます。
イグニッションコイルが壊れる前に交換
イグニッションコイルが壊れると
スパークプラグから
正常な火花が出せなくなるので
エンジンが不調になったり
動かなくなってしまします。
私のNSR250Rは
発売から20年以上経っている上に
走行距離も4万キロの
中古バイク。
イグニッションコイルは
いつ交換されたのか
わからないので
壊れる前に交換しておきます。
NSR250Rの
イグニッションコイルは
現在、代替品になっています。
品番は
30510-MK4-405
プラグキャップと
クッションラバーも交換。
メーカーに在庫があるうちに
できるだけ新品にしておきます。
プラグキャップの純正品番は
フロント:30710-KV3-831
リア:30720-KV3-771
クッションラバーの品番は
30506-KV3-771
イグニッションコイルの交換作業
まずは今ついている
イグニッションコイルを
取り外します。
フロントバンク側は
アンダーカウルを外せば
すぐに見つかります。
配線はどっちでも
OKらしいですが
一応覚えておきましょう。
プラグキャップを
左回りに
ねじりながら引き抜きます。
代替品の
イグニッションコイルは
自分で長さを
調整しないといけません。
長さを測って
ニッパーでパチン。
写真はクッションラバーが
ついていませんが、
クッションラバーは
キャップをつける前に
組込みましょう。
プラグキャップは
力を入れすぎないように
右回りにねじ込んで
取り付けます。
新品のプラグキャップは
色鮮やかですね。
車体へ取り付けます。
パチンと感触があるところまで
プラグにしっかりと差し込みます。
次はガソリンタンクを外して
リアバンクの
イグニッションコイルを
交換します。
オイルタンクの
すぐそばにあります。
こちらも
プラグコードの長さを
調整します。
クッションラバーと
プラグキャップを取り付けて
車体に組みます。
こちらも
パチンと感触があるまで
しっかりと差し込みましょう。
エンジンの始動を
確認したら作業終了です。
イグニッションコイルは
壊れると最悪エンジンが
かからなくなってしまいますから
ツーリングや出先で困らないように
早めの交換を心がけましょう。
また、
NSR250Rの場合
フロントバンクの
プラグキャップが
特殊な形をしていますので
部品があるうちに
交換しておくのが
良いと思います。
以上、
イグニッションコイルの
交換でした。