前々からエラーランプが
チラついてるな～
と思っていましたが、
頻度が上がってきたので
チラ見せされている
エラー表示を写真に撮って
調べてみました。
エラー3
スロットルセンサーが
の故障の様です。
新品部品はやっぱり無い？
というわけで
いろいろと調べてみると、
基本的にNSR250Rの
スロットルセンサーは
触ってはいけない部品の様で
そもそも品番がありません。
本来はキャブレターごと
交換になります。
なので取付位置をずらして
とりあえずエラーを解消したり
スロットルセンサーを
分解（破壊）して修理したり
する人が多いようです。
そんな中で発見した
他車流用情報。
「XR250/BAJAの
スロットルセンサーが
流用できる」
というわけで
とりあえず手配。
- 16060-KCZ-000 センサーASSY
- 16145-MZ2-780 ジョイント、コネクター
しかしながら
これも在庫限りの
廃盤部品の様子
購入するならお早めに。
スロットルセンサーはステー付き
XR250は取付角度が
変わらない構造なので
単体部品が出るようです。
ジョイントは
スロットルセンサーと
スロットルシャフトを
連結させる部品。
挿しておきます
キャブレター分解してわかった衝撃事実
ホイホイっと
カウルとタンクを外します。
アッパーカウルは
外す必要ありません。
今回はついでに
LEDバルブをファンレス、
ノイズキャンセラー付きの物に
新調したので外しました。
キャブを取り外し。
キャブの外し方は
以前の記事を
参考にしてください。
スロットルシャフトのビスを外して
シャフトを引き抜きます。
スロットルシャフトを
抜くついでに
スロットルバルブを取り出し、
消耗部品である
ニードルジェットホルダーと
ジェットニードルも
交換することにしました。
- ニードルジェットホルダー
16165-KV3-950 - ジェットニードルCOMP.
16131-KV3-950（R側）
16135-KV3-950（L側）
※MC28用の品番です。
この部品も再販されているものの
2021年1月現在
納期が非常に長いようです。
今回はヤフオクで在庫品を買いました。
ジェットニードルホルダーは
六角レンチで少し押し込んで
反時計回りに回せば
外れます。
MC28は左右でジェットニードルの
品番がちがっていて
和光２りんかんのブログによると
品番１６１３５－ＫＶ３－９５０
【刻印】Ｊ８ＬＡ
またがって左側のキャブ
品番１６１３１－ＫＶ３－９５０
【刻印】Ｊ８ＭＡ
またがって右側のキャブ
なんだそうです。
ジェットニードルは
ワッシャーも忘れずに
装着しておきましょう。
ジェットニードルは
本来ザラザラしているものですが
つるつるになっていたので
セッティングは
まともじゃなかったと思います。
なので、
左だけ＃142にしていた
メインジェットを標準の
＃140に戻して
キャブを取り付けます。
で、一旦元通りに
戻したのですがどうも違和感。
ワッシャーがブラブラしていて
働いてない。
ニート？ｗ
実はコッチじゃないの？
でもパーツリストも
サービスマニュアルも
はじめのブラブラの位置に
なってるんだよなぁ・・・
うーん・・・
・・・あっ！
スロットルバルブが
左右逆に入れられてたんだ！
さっそくジェットニードルを
挿し換えて、
スロットルバルブの
左右を入れ換えました。
ほら！
ワッシャーもピッタリ。
シャフトもガタつかなくなった。
って、もしかして
これが原因でスロットルシャフトが
センサーから抜けかかってて
エラー出てたのでは・・・？
しかし、購入から今の今まで
エラーランプつかなかったので
センサーは交換しとこう。
スロットルセンサーの交換
スロットルセンサーを交換します。
ビスの頭がトルクスになっていて
触るなオーラが出てます。
でも交換します。
マーキングが残っていたので
締め付けトルクは
これで管理します。
XR250用の方は
コードが短いです。
カプラーを交換したり
配線を延長したりします。
この状態から
ビニールテープを巻いて完成です。
【追記１】
後日、どうも調子が悪いので
色々調べた結果、
XR250とNSR250R
のスロットルセンサーは
同じ配線色ですが、
配線のつなぎ方は違います。
車体側 青/緑の配線は
黄/赤の配線
車体側 黄/赤の配線は
青/緑の配線
と入れ換えましょう。
私はカプラーの端子で
入れ換えました。
配線を入れ換えないと
アクセルの開閉が
逆の抵抗値をPGMに送り
RCバルブの動きを
逆転させてしまいます。
こういう事です ↓
取り付け金具は
表裏があります。
爪が当たる方がキャブ側です。
スロットルシャフトは
センサーのアダプター溝が
無理なくハマるように
探りながら取り付けましょう。
スロットルセンサーの
取り付け角度は
テスターで抵抗を計測しながら
調整します。
私は適当に
イグニッションONで
RCバルブサーボモーターが
Loの位置に
くるようにしました。
【追記２】
適当に組み付けてはダメです。
サービスマニュアルでは
スロットルセンサーの
カプラーを外し、
センサー側の端子で
黄/青-青緑
XR250のセンサーの場合は
黄/青-黄/赤
での抵抗値が
スロットル全開時
4～6kΩとされています。
（※MC28の場合です。他の型式は数値が違うかもしれません。）
センサーのトルクスネジを
少し緩めて調整し、
スロットル全開で
約5kΩの位置で固定しました。
全閉時の抵抗値は
マニュアルに
記載されていませんでしたが
私の場合は全開側で調整して
そのまま戻すと約1.2KΩでした。
実はスロットルが全閉時でも
センサー本体は
全閉になっていません。
センサー本体を全閉に
向けて回していくと
ある時点で150kΩ近い数値が
急に表示されました。
その状態でキーをオンにすると
エンジン停止時でも
RCバルブのモーターが
Hiの位置に動きますので
キーを一度オフにして
センサー角度を調整し、
再度キーをオンにした時
RCバルブのモーターが
Loの位置を指すように
調整しましょう。
キャブを車体に戻したら
点滴しながらの
エンジンオイルエア抜きを
忘れずにやっておきましょう。
とりあえずエラーランプは消え
購入後からのトラブル
スロットルシャフトの
ガタつきは解消しました。
スロットルシャフトが
ちゃんと取り付けられて
いなかったので、
いままでRCバルブも
ちゃんと作動していなかったと
思われます。
近所を試走してみましたが
走りの鋭さが全然違っていました。
中速域の薄い、濃い
という症状は
今のところ感じられないので
しばらくノーマルメインジェット、
ターボフィルターで
様子をみてみます。
