コロナ禍でもNSR250Rの
エンジンコンディション維持のためと
近所はちょこちょこ走っています。
まぁそんな風に
チョイ乗りばっかりしていると
バイクのエンジンオイルというのは
痛みがちです。
2ストのエンジンオイルは
ガソリンと一緒に燃えちゃいますが
熱の入りにくいミッションオイルは
マメな交換が必要です。
ミッションオイル交換
というワケでまずは
ミッションオイルの交換です。
今のところ
ミッションオイルは
elfの10W-40を
使用しています。
このオイルを使う理由は
現在使っているエンジンオイル
elf MOTO2と
メーカーを合わせたのと、
ホンダウルトラG1よりも
高温時の粘度が高い
という点。
そしてプロアームの起源が
elfレーシングチームにあるからw
あとバイク用ギアオイルと
ターゲットを絞っているから。
使ってる感想としては
まぁ特に可もなく不可もない
ミッションオイルだと思います。
アンダーカウルを取り外して
ドレンボルトを緩めてみると
なんとも交換しがいのある
ミッションオイルが
垂れてきましたw
ブレーキフルード交換
ミッションオイルが
ポタポタと垂れている間に
ブレーキフルードも交換します。
ブレーキフルードは
劣化すると黄色っぽくなり、
さらに劣化が進むと
黒っぽくなります。
一般的にブレーキフルードは
古くなると熱に弱くなり
沸騰してエアかみ状態になる
べーバーロック現象が
クローズアップされがちですが、
古くなる過程でフルード内に
結晶化が起こり、
これらがブレーキキャリパーや
マスターシリンダーの
ゴムパーツに付着して
ブレーキの引きずりの原因に
なっていることは
あまり知られていません。
ブレーキを引きずると
走る時の抵抗になるのは
言うまでもなく、
ブレーキ鳴きにもつながります。
ブレーキが戻る力は
ブレーキキャリパーの
ピストンシールの
伸び縮みが大半を占めていますので
定期交換て結晶化を防止しましょう。
交換の目安は約2年です。
まずはタンクのフルードを吸いだして
新しいフルードを足します。
出てくるフルードの色が変わるまで
後はエア抜きの要領で
フルードを交換します。
交換前後で見るからに
色が違いますね。
私が使っているのは
ホンダ純正の
ブレーキフルードです。
最近は赤とか緑の
ブレーキフルードが
流行っていますが、
純正で使用されている
透明の物とは成分が違い
混ぜると変質して
一瞬で結晶化してしまうので
気をつけましょう。
神経質な私は
ブレーキマスター
ブレーキキャリパー
ブレーキホース
全て交換する場合にしか
ブレーキフルードの
変更はしません。
あとブレーキフルードは
塗装やクリアーパーツを
痛めます。
でも水で中和できますから
とにかくビビッて
水をかけましょう!
全部組み上げて整備完了です!
キッチリ整備して
コンディションを維持しましょう!